12月4日・5日、日本理学療法士協会主催の日本理学療法士学会連合の分科会として日本地域理学療法学会・日本支援工学理学療法学会・日本理学療法教育学会・日本理学療法管理研究会の合同学術大会2021がWeb開催されました。
一般財団法人愛生会多摩成人病研究所から、筆頭演題者として佐藤が「2020年緊急事態宣言に伴う高齢者のフレイル化についての一考察」の演題名で口述発表を行いました。
座長質問で、身体機能評価としての評価についての質問があり、フレイルは下肢の筋力低下に表れやすいため、flail CS-10が妥当ではないかとのことでありました。
昨年実施した各事業所の評価項目調査でも、CS-10を行っている事業所は僅少で、また、厚労省の介護保険算定基準でも運動器向上加算の評価項目にも入っていないため(握力は評価項目に指定されていている)、現状ではデータの収集が困難ですが、今後、グループ内の利用者の身体機能評価として標準化ができれば、下肢筋力の評価としての精度向上となると可能性があると思います。
担当 佐藤